【お財布がスタイリッシュ = 支払いスマート】
例えばビジネスやデートの時、スマートに支払いが終わると気持ちいいですよね。
お店側もスムーズで時間を考えても、お互い気持ちいいと思います。
でも整理整頓されていないお財布でパンパンに革にも負担がかかり、レシート領収書、会員カードやクレジットカード、ポイントカードなど様々なカードが何十枚も入っているお財布で探しながら支払いに時間がかかっていたら、皆さん気になりますよね。
『大丈夫?? この人、管理出来ているのかな??』
カードはこの世の中にありふれています。不要なカードなどが多く入っているからですね。 不要なものが沢山入っていると、お財布の中をすぐに判断出来ずワケが分からない状態です。
このカードはどこのお店のカード? なんて本人も分からないカードが入っていたら、もう管理出来ていないお財布です。それではお金を何に使ったのか、把握しにくい危険なお財布です。 まずは不要なカード類から整理していきましょう。
さて、今日は先日日曜日の出来事を話ます。私の前の人がお会計している時の事。
私はお財布のオーダーメイド、デザインをしているからこそ、お財布が目に入ったら、どんなスタイルでどんな使い方をしていて、またそれは使いにくいのか。使い易いのが、つい見て考えてしまいます。
その人は、お財布にはレシートやポイントカード等でパンパンになっていました。『えっ、全部大切で使うもの? 管理出来てるの?』
私はそこにとても興味がありました。やはり店員さんに金額を言われても、その人はそのお財布で支払いをスムーズに出来ませんでした。 あなたの身の回りのモノ、整理整頓は大丈夫ですか??。 絶対使わなさそうな数ヶ月前のメモがバッグの奥底に・・・。なんて言う事も??
バッグ、お財布や手帳、名刺入れなど、整理整頓されていないとお金が貯まらない、仕事ができない、 『・・・の管理が出来ない男』 『・・・の管理が出来ない女』 と思われてしまいます。
それでは折角のビジネスチャンスがあっても、そう思われたら人間関係も何も上手く行かないと思います。
年齢が大人になればなるほど、その気持ちや志向は男女ともに高まると思います。 またどんなに稼いでいてもお財布がきれいに整理されていないとお金が貯まらない確率が高い思います。
お財布はお金が出入りするところ、その場所が整理整頓出来ていないと言う事は、お金の管理が出来ない、お金の使い道に無頓着でお金が貯まらない、私生活も乱れている、時間の管理も出来ていないということになるのです。
お財布を毎日整理する癖を付ければ、今日はどれくらい使ったのか意識するようになります。
どのようなお財布が金運アップになるのか、また金運アップさせるお財布の整理整頓方法はどんな方法があるのでしょうか??今日はそのあたりについて話たいと思います。
【毎日管理!!レシート領収書はお財布に入れない】
レシートを何日もお財布に入れておくとお金が貯まらないと言う事を知っていますか?
レシートが何日もお財布の中に入っているということは、1日のお金の使い道を把握せずにそのままにしてあるという事です。
レシートを役に立てていないという事。不要な場合は、貰わずその場で直ぐ捨てましょう。レシートはその日のうちに確認し家計簿をつけるか、毎日管理しましょう。それだけでもお金をいくら何に使ったかを意識する事に繋がります。
特にファスナー部分や、ステッチ部分はブラッシングをして良く埃を落とし、柔らかい布で軽く乾拭きをする。
汚れがひどい場合は、各革専用の汚れ落とし、保護、栄養クリームを使用してください。この場合、余分に多くクリームを塗ったり、強く部分的に使用すると油シミになりやすいので、クリームのキャップ内側で馴染ませてから、全体的に薄く塗り広げ丁寧にふきあげれば失敗のリスクは回避できます。塗布後は、しばらく時間をおいてから軽く乾拭きをして下さい。その他の汚れが付着した場合は、消しゴムタイプのクリーナーで汚れた部分を擦り落とす方法もありますが、擦りすぎると、色落ちや革を傷めてしまうので特に要注意して下さい。
冬場は特に乾燥していますので、こまめに栄養を与えると、長持ちします。人間の肌と同じ様に考えて優しく定期ケアして下さい。
※ボールペンのインキが付着した場合は、“INK AWAY NEW” を使用すると簡単に取り除く事が出来ますが、これもかなり要注意して使用して下さい。
※いずれの場合も、使用説明書を良く読み、目立たないところで試し使用して下さい。
本来、革は繊維質のために非常に水を含みやすいです。染色方法や仕上げ方法によっては、水に強い革もありますが基本は水に対して弱いです。そのため革に水滴が付いてしまった場合は、乾いた柔らかいタオルなどで、すぐに軽く叩くようにして拭き取って下さい。
革が水分を含むと、革の組織が変化するためそれが跡になってしまいます。そこに熱が加わると、硬く縮んでしまうこともあるため、ドライヤーで急激に乾燥させるのは、絶対に避けて下さい。靴や鞄などの革製品の場合は、かたちを整えて風通しの良いところで陰干しし、栄養、保護クリーム等で全体を整えて下さい。
革の防水対策には、革専用防水スプレーが有効です。全体にむらなく吹き付けて、乾いたら柔らかい布などで軽く乾拭きをして下さい。
※いずれの場合も、使用説明書を良く読み、目立たないところで試し使用して下さい。
革は繊維質に適度な水分と脂分を含んでいるため、カビ繁殖には絶好の環境です。うっかりすると簡単にカビが生えてしまいます。日常的に革製品を使っている場合は、常に空気にふれているためカビが生える心配はほとんどありませんが、万が一革組織の中にカビが入り込んでしまうと、菌の根が奥深く入り込み、跡が残ってきれいになりませんので、諦めるしかありません。
革製品の表面にカビが付いているだけなら、濡らして固く絞った布で拭き取り、陰干しをし、栄養保護クリーム等で全体を整えればある程度取り除くことができます。
残ってしまったカビは、革製品専門のクリーニング業者に依頼する事で、リフレッシュ出来ます。業者は特殊な洗剤を使って洗い、丁寧に乾燥させて修復してくれます。
※いずれの場合も、使用説明書を良く読み、目立たないところで試し使用して下さい。
革に付いてしまった深い傷は、残念ながら完全に消すことは出来ません。ごく浅い傷であれば、各革製品専用クリームなどを塗りこむことにより、ある程度目立たなくなります。
革のなかには、オイルを革に含ませている加工を施しているものもあります。この場合は革を撫でることにより、革に含ませたオイルが染み出して傷をなじませてくれます。
※いずれの場合も、使用説明書を良く読み、目立たないところで試し使用して下さい。
※FULLBRIDGEでは、バッグや革製品のカラーリフレッシュ(補色、傷消し)も行っていますので、ご相談ください。エルメス、シャネルなどのバッグ、その他ブランドでも承ります。
靴、鞄、そして衣料など革製品に共通している保管方法の大原則は、なるべく風通しの良いところに置いておくことです。ただし、直射日光があたる場所に保管すると、革の色褪せや変色の原因になりますので注意して下さい。
また日本の気候は、高温多湿のため革にとっては悪条件です。クローゼットや押入れに保管する場合は奥に入れずに、真ん中の空気が滞りにくい場所に入れることをおすすめします。
保管する際には、防虫剤や乾燥剤など薬剤の近くに置くと、革が固くなる場合があります。他の革製品と一緒に保管した場合は、色が移る場合もありますので注意して下さい。
心配ならば、定期的に風通しの良いところに(ベランダで、可能であれば、昼間は裏返しにして、夜は表にして)出し、その時は、必ず天気、気温の確認と、高級な革、大切にしている革ほど良くコンディションを確認して下さい。ご参考まで
革製品は、もったいないと思わず、使わないともったいないと言う気持ちが、商品にたいしても、愛情が入り一番の長持ちさせる方法かもしれません。
もっとも自然な、革らしさを生かした仕上げの革に、色落ちというアクシデントが多くあります。革は耐熱性が弱く、 繊維製品のように高温での染色が製革工程上できないことが要因です。革らしい革ほど、色落ちしやすい特性があることを知り、薄い色の衣服を避けるといった注意も必要です。
※FULLBRIDGEでは、バッグや革製品のカラーリフレッシュ(補色、傷消し)も行っていますので、ご相談ください。エルメス、シャネルなどのバッグ、その他ブランドでも承ります。
どんなにお気に入りの革製品であっても、へビーユーズしないで、ときどき休ませてあげてください。いくつかの製品を交互に使用すれば、傷みや型くずれ、老化も少なく結果として得をします。特に革靴は、汗を吸収し負担が大きいので、1日履いたら、最低1日以上休ませて下さい。上質な革製品ほど、持つ人の愛情や心配り、気配りが大切です。 人間関係と一緒ですね!
最近の型押し及び合成樹脂を牛革に張ったものは、外観のみでは非常に判断が困難です。特に高額なクロコダイルや、オーストリッチ、スティングレイ、エレファント等の、哺乳類と爬虫類、両生類、鳥類、そして化成品では、その組織構造が大きく異なります。従って、爬虫類などの皮革製品をお求めの場合は、信頼できる商品であるお店、専門店でお買い求めることをお勧めします。
最後に
現代、私たちの生活ではこの様に、密接な関係にある革製品。驚くほど高価なものからリーズナブルなものまで、価格・種類・色ともに豊富です。中には相当のこだわりを持っている人、また思いを秘めて持っている人など、他人から見れば普通の革製品・・・・。でもそこには、なにかしらのショートストーリーが存在するはず。プレゼントにも考え方やスタイルは千差万別だが、やはりオーダーメイドのプレゼントにはその人を思って楽しく考えたり、迷ったりして出来上がるもの。そこには特別の思いと固有のオリジナル。それを渡した瞬間にストーリは始まる。その思いは伝わり、いつからか製品への愛着となるだろう。そんな素敵な思い出になる製品に私が少しだけお手伝い出来ればと思います。
FULLBRIDGE 代表兼デザイナー,スタイリスト 古橋 秀哲