フルオーダーメイドのオール手縫い(ヨーロッパ目打ち、サドルステッチ)、オールコバ(切目)仕上げの最高級仕上げ束入れ長財布です。
現金紙幣50万(50枚)
領収書入れ
小銭入れ(ファスナー)
カード室合計12室
全てキチンと綺麗に各部屋に入れ、折り畳んでも『く』の字にならない。と言うお客様からのご要望でした。お客様は経営者でカード12枚、紙幣50枚、領収書などタップリ入れてしまうと、ちょっとカッコ悪い容量オーバーになり『く』の字になるのが気になって嫌だと言っていました。
↑全室に入れても『く』『L』の字にならない。↑
既存品だとハイブランド、有名ブランドでも全ての部屋に入れ閉まうと『く』の字になってしまう事が多い。それは収納容量オーバーってことです。
その原因はメーカー側の製作落ち度があるとしたら革の選定、革漉きや芯材素材の選択、その他確認不足、知識、センスなど考えられるが、やはりフルオーダーメイドが一番自分に似合った収納力や色や素材、ステッチの色コバの色などお好みのコーディネートされたアイテムが手に入ります。
もちろんキチンとオーダー打合せが必要ですので遠方のお客様はメールやお電話、来房頂けるお客様は対面打合せにて承ります。または週1程度東京都内出てますので都内にて打合せ可能ですが、使う素材(クロコダイル、ガルーシャ、梅花皮カイラギ、オーストリッチ、エレファント、リザード、シャークスキン、エルメス牛革など)が全く決まっていない場合は来房頂いた方が色々とコーディネートしながらお見せ出来るので、悩んでいるお客様は先ずはお電話かメール頂いてオーダー内容をご相談頂ければと思います。
オーダーメイドと言っても作り方や考え方は千差万別であり、全て理解しているところは多くないと思います。オーダーメイドの打合せでは、まずは使う革素材と色を選びます。またはどんなデザインなのか、カードは何枚何室なのか?を先に決める場合もあります。次は手縫い糸色、またはミシン糸色、コバインクの色、ファスナー(イタリア製FULLBRIDGE別注)の色やスタイル、などなど選ぶ決めるが沢山御座います。
今回使用した革は、創業1927年3代続くレザークラフトメーカーREMY CARRIAT(レミーキャリアット)の上質な革を贅沢に内装全てに使用しました。
レミーキャリアットはフランス南西部のスペインの国境に近い街にあります。エルメス(HERMES)を始め、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)などの世界最高級スーパーブランドから長年支持され続けています。
雄の子牛革を使用した素材で、適度な柔らかさがあり、表面にシボ感があるので傷擦れに強く、普段の生活に扱いやすい素材です。
この最高級レザーはキメ細かさ、質感など普通のレザーにはない品格のある雰囲気を醸し出し、一度手にすると他の革は使えなくなるほど吸い付く様なテクスチャーがクセになります。
メーカー出荷前になると、染め上がりが今一だからもう少し待ってくれと、納得が行かない様で私もそうですが、試行錯誤し良いモノはやっと生まれてくるのです。
例え毎回同じ方法だとしても、少し変えないと同じ雰囲気にならない事もあるのです。
仕上がりが最高級な革でも使う場所部位は時間をかけて厳選します。
高価なモノは価値があるモノ=上質なモノは完全無欠なモノが完成します。
イタリア製FULLBRIDGE別注ファスナー最高級仕様のを使います。
ステッチ同色のコバインク色がきいています。
ご用命ありがとうございます。
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