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ロレックス オイスターデイト/ref 6694 19mm /リザード x 裏地ラバー フルオーダーメードストラップ・サドルステッチ x コバ(切り目)仕上げ x 社外フラッシュフィット x 社外Dバックル移植

↑完成がこちら。(フラッシュフィットあり)

↑完成がこちら。(フラッシュフィットなし)

↑入庫した時のストラップ。ストラップ幅とラグ幅が合っていませんので隙間が生じています。オーナー様は中古ショップで購入したとの事。折角の美しいブルー文字盤とゴールドインデックスのオイスターデイトにこの草臥れ&ラグ幅が合っていないストラップでは雰囲気…  台無しです。

深くは訪ねていませんが、考えられるのはその中古ショップに買い取り入庫した際にストラップがボロボロだったので、範囲内と思われるのがこの牛革黒のストラップしかなく、とりあえずストラップなしでは販売出来ないのでこれを付けたのと思われます。

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または元のオーナーがストラップを変えて?… 時計売るときあるある、時計屋販売メンテナンスあるある話です。

因みに良い忘れましたが、今回!大きく最年少を更新してしまいました。

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なんと高校2年生、16才のお客様でした。前回はガルーシャのお財布で20才の大学生でしたが、一気に4才も縮めてしまいました汗。本当は19才、17才と刻んで欲しかったですが、、、一気にいくのも嫌いではない!

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来房される前にお電話を頂き、(私も人間ですので外出している場合がありますので完全予約制です)、その時は別お客様とオーダー打合せをしていたので、60分~90分後くらいに打合せが終わると思いますので….、と言う事で打合せ終了後電話→来房頂きました。

するとパッと見、私は、若そうだなー?最年少更新かな?と感づいて、「随分お若い感じがしますが…おいくつですか?」と訪ねると、

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お客様は『はい高校2です、16才です』

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私は

「え、高校2年生、16才。」

と言いながら、私は読みが当たって嬉しくなり握手を求めました。

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※お互いもちろん手洗い&アルコール消毒後です。

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↓気になる方は当アトリエのウイルス対策を閲覧ください。お客様来房時は引き続き万全な対策を取っています。↓対策ページ↓

www.fullbridge.jp/information/covid-19-taisaku-boushi/

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「来房ありがとうございます! 一気に最年少更新です!先日ガルーシャのお財布オーダーで20才の大学生で….」

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と言う流れで余談トークが始まり…

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ここも良く聞いてしまうのですが、気になりますので、、聞いちゃいました。調べてFULLBRIDGEに決めた切っ掛けは???

『制作事例のギャラリーを見てオーデマピゲとか高級時計メインで色々な素材で制作していたのと、仕上がりはもちろん縫い目が本当に綺麗だったので、決めました』と仰っていました。

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嬉しすぎますー。え、高校生でオーデマピゲを知っているなんてw..何者なのー? パテック・フィリップは知っていますか? ヴァシュロンコンスタンタン、リシャールミルは知っていますか?質問攻めをしてしまいましたw

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やはり若い方からも、ここんちの仕上げカッコいいなとか綺麗だとか認識される認めてもらえると言う事は本当に嬉しい事だと思いました。

さてさて、テンション上がりながらオーダー打ち合わせを進めましたが、やはり16歳でROLEXをしているだけに考え方は変わっていました。

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革はリザードのグリーンで、取り方が竹腑と丸腑のところを斜めに↑写真の様に流れるイメージで。変わってるな~。

12時側は丸腑で。

ステッチは色々と迷われていましたが、少しパープルよりなブルーをチョイス。

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文字盤に合わせて。

ラグ幅は19mm

購入した時にサービス的な元々付いていたストラップがラグ幅が合っていないので隙間が空いているので、

余計に間違ってはいけないと少々慎重になります。

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もちろん間違った事はありませんが笑

先ずはお客様ご依頼の社外ですがフラッシュフィットを仕入れました。

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ヘアライン、ポリッシュ、ミックスなど何種類か有りましたが、お客様と連絡確認を取って決めてもらいます。

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フラッシュフィットをテスト装着。

フラッシュフィットバッチリです。

次に風防がこの年代はプラスチック製なので、傷が多く付いていましたので、

風防磨き・仕上げのご依頼も。

小傷から徐々に消えていきます。

丁寧に確認しながら光を当てて、無駄なところは研磨せず、慎重に慎重に確実に作業を進めていきます。深い傷は労を費やします。

ほぼほぼ肉眼では認識出来ないレベルまで到達しました。見違える美しさ、仕上がりに。美意識。

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時間をおいて、日をおいて、何度も色々な方向から確認をします。美意識。

裏蓋はサービスで。時間をかければ綺麗になりますが、当初は裏蓋までは良いと事だったのでサービスで可能な限り綺麗に仕上げました。

裏蓋の仕上げサービスでこの仕上がりなら十分ですよね。ほんのお気持ちです。

↑フラッシュフィットなし

↓フラッシュフィットあり

見違える美しさ・オーラに変わりました。

↓入庫時のストラップ。

サドルステッチで丁寧に行儀良く縫い目は並んでいます。糸色と文字盤が似合っています。

www.fullbridge.jp/other/fullbridge-saddle-stitch-works

↑サドルステッチ詳細ページ↑
馬具制作に由来する伝統技術をCousu Sellier・クゥージュセリエ/クウジュセリエ/クゥジュセリエ/クチュールセリエを、現在では主にサドルステッチと呼ばれ….

コバインクの色は全体を〆る為に黒色をチョイスされました。コバ面はヴェリースムースな仕上がりに。ここまでスムース仕上げするところはなかなか無いと思われます。美意識。

オーダーメードらしく、小穴は3穴で仕上げました。お客様は腕が大きいのでストラップは全体的に長めです。その辺りも打合せで細かく打診致します。

遊革の部位取り方も指定でした。腑の違いがフルオーダーの醍醐味&雰囲気を醸し出しています。

裏地は汗対策にラバーをチョイス。

社外尻錠のゴールドがインデックスと合わさって差し色になっています。

裏地から見てもステッチは行儀良く斜めに等間隔に並んでいます。

ご用命ありがとうございます!?

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