馬蹄型コインケースは開閉する時に重なるところのキツさ、緩さ加減の具合、調整がとても難しいので、具合よく製作出来るところはなかなかない。昔は馬蹄だけを作る職人が多く居たくらいだ。こんな面倒で手間のかかるモノはどんどん世の中から衰退していくのだろう。馬蹄を愛する、馬蹄を好む人が極限に少なくなってきているのも現実であることは間違いない。でも今でも馬蹄じゃないと嫌だと言う人も少なくはない。まさに持つ人の拘りと作る職人の拘りが融合した時に、馬蹄の皮革と皮革がウマく重なり、また1ついい馬蹄がこの世に生まれていくのだろう。
では本題に入ります。あり得ないオーダーが入った。これは世界で2つ無いだろう。
右側の鮮やかな赤い方は通常の大きさの馬蹄型コインケース。
左にある血液のような赤色のが、クレイジーな大きさの馬蹄型コインケース。
幅は同じだが、長さが違う。分かる人だけ驚けば良い。。これはそんな世界だ。
もちろん開けて見ると中も広い。なぜこの大きさにしたのか??って。そこが今回の本題である。
そう、ポケットにカードを入れたいと言うお客様からのリクエストだったのです。
お客様は仕事で海外に行く事が多く、クレジットカードを2枚程ポケットに忍ばせておきたいと。しかも馬蹄型コインケースは蓋を閉めておけば、中身を落とす事はない。ファスナー式より早く確実に開ける事が出来る。これはまさに忙しい人にベストなアイテムなのかもしれない。
大きさはクレイジーだが、どこから見ても美しい仕上がりDesignになっている。
馬蹄はどんなコインケースより多く収納出来て、いち早く全てのコインを確認することが出来る。そんな素晴らしい大人のアイテムである。
もちろんポケットの奥まで、上面も全てクロコダイル。贅沢な仕上がりだ。これこそFULLBRIDGE Styleである。
何度も言うが、普通の馬蹄よりデカイ。これがリアルな馬蹄の大きさなのかもしれない。笑
この世の中にカードが入れられる馬蹄型コインケースは存在しないと思う。見た事がある、持っている人は教えてもらいたいくらいのクレイジーな出来事だ。何度も言うが、分かる人だけが興奮して驚いてくれれば良い話しである。笑 FULLBRIDGEstyleは驚くだけではなく、きちんと機能面が生きているという事も信条である。
Mr.H ThX!! またクレイジーなオーダーの打ち合わせを楽しみにしています。ありがとうございます。